2012年11月15日

Team RINGOROAD 岡野樹: MTB Jシリーズ XCO J1白馬 レースレポート

(Written by Team RINGOROAD 岡野樹)

今回のレースはジャパンシリーズ最終戦、白馬。今年はこの白馬でジャパンシリーズが終わる。この7ヶ月間、自分は本当にがんばれただろうか、と考えながら土曜日の朝早くに会場入り。
土曜日に祥太郎のレースがあり、いつもより早めの会場入りだった。

祥太郎のレースは中原義貴選手や竹内遼選手と一緒に観戦した。
祥太郎はシングルで転倒したらしく、順位は残念だったが、転倒の後の追い上げは素晴らしいものだった。このレースに対する祥太郎の気持ちの大きさが伝わってくるレースだった。

昼からJシリーズのコースの試走。白馬の地形を活かした砂利の上りや芝生の上りが多く、下りはリズミカルに下れる下りだった。例年通りパワー系のコースだった。

レース当日。夜中に多量の雨が降っており、マッドレースが予想された。タイヤはフロントだけMAXXISのビーバーに履き替えた。
1日中、ずっと雨が降っており、寒いほどだった。
入念にアップをし、しっかり身体を温めてスタートラインへ。今回は3列目からのスタート。
レースは予定より1周回減の6周回で行われることに。
定刻通り、11時40分に号砲の合図とともにスタート。



1周目のフィードゾーンを通りすぎるときは20位。そこから順調に順位をあげることができ、1周目を終了するときは5位だった。2周目も難なく終える。

3周目のシングルトラックで転倒してしまった。転倒だけならまだ良いが、転倒と同時にハンドルを曲げてしまった。かなりの角度曲がっており、押すのも一苦労。シングルトラックを抜けた後に戻そうとするが手こずり時間がかかってしまった。その間にだいぶ抜かされていた。レースに復帰したころには30位前後だった。

いつもの自分ならここから順位を落としていく一方だが、ものすごく集中できていて、順位をあげることに成功。17位だった。このままゴールできればエリート昇格もあったが、追い上げに力を使ってしまい脚を攣ってしまった。ゴールまで目の前だった。動けなくなりうずくまっているところを何人かに抜かれてしまった。

なんとかレースに戻ることはできたが、脚が痛くて踏めない。回しながら走っているとまた抜かされる。追いかけるが手遅れだった。そしてゴール。
結果は24位。

今回の反省点はテクニックの無さ。
でも転倒するまでは本当にいいレースができていたと思う。転倒の後も順位をあげることができたのは成長したと感じた。7ヶ月間の努力を感じることができた。


今回もたくさんの応援ありがとうございました!
サポートしてくださったリンゴロードさん、ありがとうございました!!

今シーズンを振り返ってみると、本当に良い環境の中、たくさんの方々に支えられて楽しく走らせていただいていたなと感じます。
ありがとうございました。

これからはシクロクロスのシーズン。
シクロクロスでも上を狙ってがんばります!
来シーズンはもっと強くなった状態でJシリーズを迎えたいと思います。

これからもよろしくお願いします(^^)