2013年5月29日

Team RINGOROAD 岡野樹: MTB Jシリーズ XCO J八幡浜インターナショナル レースレポート

(Written by Team RINGOROAD 岡野樹)

今回のレースはJ八幡浜。国際レースなのでJ1よりも少しポイントが高い。
昨年、ポイントが足りずエリートに上がれなかった自分は今年は1発昇格を狙っている。
正直言って1発昇格を一番狙っていたコースは八幡浜だった。
スピードコースかつテクニカル区間があり、裏のコンクリートの上りは自分向きだと思っていたからだ。

当日、夜中に雨が降ったらしいが朝一でコースを試走すると前日とはあまり変わらず、むしろ雨のおかげで路面が締まっていい感じだった。
が、スポーツのレースが始まる頃に強めの雨が降ってきてコースはシャバシャバの泥、そして雨のせいでだいぶ気温が下がっていた。
すぐに身体が冷えるそんな感じだった。

寒いのでいつもより長めにアップをした。
スタートまで身体を冷やさないよう上着を着て、DECOJAのレッグウォーマーを履く。
自分はスタート前にレッグウォーマーを脱ぐと焦ってしまうがDECOJAのレッグウォーマーは履き脱ぎがしやすい。
そして裏起毛なので身体を冷やさずスタートまで待てた。



エキスパートのレースは5.6kmのコースを4周回で行われた。

スタートコールは3番目。最近、昨年の自分からは考えられない早さで呼ばれている。
1列目の右から2番目でスタートを待つ。
上着、レッグウォーマーを脱いだ直後から身体が冷えて行くのを感じる。
早くスタートしてくれ!そんな気持ちで号砲が鳴るのを待った。

10時55分、定刻通りにスタート。
スタート直後のアスファルトの登りを2番手で終え、ダートに入る時に1位に出る。雨の影響で下りで混雑することが予想されたのでここは脚を使ってでも前に出たかった。
ここからは下りで後続を離すイメージで下りを走る。
前日に前田選手、中原選手と一緒に走ったおかげで楽に下りをこなせているのを感じる。

イメージ通り下りで5秒以上2番手を離すことができていた。
でもつづら折れのコーナーが続く登りでラインをミスってしまい足をつく。
ここで2番手に差を詰められてしまう。
グラウンドに出るまでは1番手。ここまでは気持ち良く走れていた。

2人の選手に抜かされ3番手を走る。
裏のコンクリートで追いつける。そう考えていたがコンクリートの登りに入ると脚が回らない。下りで脚が冷え固まったのか登りがキツく感じる。
1人の選手に抜かされ4番手で1周目を終える。

ここからは恥ずかしいぐらいのグダグダなレースだった。
登りではうまく呼吸ができず、咳がでる。
そしてサングラスが曇りイライラして集中が切れ、濡れたテクニカル区間でミスを連発。2周目で脚を攣ってしまうほどのグダグダさ。
どんどんと順位を落としてしまった。

今回のレースは盛り返すことができず7位でゴール。

一番狙っていたコースで一番恥ずかしくグダグダなレースをしてしまった。
思い返せば本当に悔しい。
半周まではイメージ通りにレースを進められたことだけが良かった。
自分の力を過信しすぎミスを連発してしまい課題だけが残るレースとなってしまった。

たくさんの応援、サポートありがとうございました!
次のJ1富士見は修学旅行のため欠場します。
ぼくの次のJシリーズのレースはJ2木島平。
次回もよろしくお願いします!!