2015年11月2日

岡野樹:CJ2ゆぶね

(Written by Team RINGOROAD 岡野樹)

前回の富士見でのCJ1でシーズンを終えるつもりだったがあまりにも悲しく虚しいレースだったのでもう一度チャレンジしたいと考えCJ2湯船にエントリー。
中原選手と何度か練習をし、今の自分ならどのような展開でレースをしたらよいかアドバイスをもらった。
今はインターバルトレーニングを全然できてないので小まめにもがきを入れる展開では最後までもたないと判断し、一定の自分のペースで走ることだけを考えた。

今回も当日入りだったが家から1時間半ほどと近く全然苦ではない。

コースは自分が知っている湯船のコースではなかった。テクニカルかつパワフルなコースであり、いつも練習で走っている山にも似た感じで走りやすかった。たが1周がかなり長い。距離的には4.7キロとそれほど長いわけではないが山の中はほぼずっとシングルトラックだからか長く感じる。

今回はアップの内容を変えて行った。これも中原選手と相談した結果であり、かなりうまくいったと思う。身体の動きは良い。

周回数は5周で12時半にレースがスタート。スタートしてすぐにシングルトラックに入るので出来るだけ位置を上げておきたいが前の選手が突然フルブレーキング。周りより少し遅れて11番手でコースに入った。シングルトラックは急な坂が多く抜けない。スタートのミスがかなり響いているし4人前の選手のペースが上がらず、集団がかなりゆっくりである。それより前の選手とは差が生まれており、前に出れなかった自分が悪いが少しずつ焦りを感じる。

一度舗装路に出たところでペースを上げ、集団を抜ける。
前には56番手の選手が見えており少しずつ差を詰め、追いつく。しかし小さなミスの繰り返しで徐々に離された。一度心を落ち着けもう一度追い直すがもう見えない。すると今度は後ろから来た選手にぴったりと引っ付かれ、焦らずレースを進めるが気づけば残り2周。

この時点で7番手を走行していたが少しばててしまい、引っ付いていた選手に離され、その後も1人の選手に抜かされる。

残り1周の時に9番手、後ろとの差もかなり近い。脚も時折ピキピキしており、攣る寸前といったところ。だがここで抜かされるのは嫌なので気合いを入れて踏む。
すると後ろの選手は見えなくなっており、その後は落ち着いてミスのないようゴールを目指しそのまま9位でゴール。

自分のペースを守り目標のシングルリザルトで終えたが何か悔しい。もっともがいて競い合うようなレースを出来る体力と力をつけたいと思った。ただ富士見のレースでの結果のままシーズンを終えるよりかは最後に出し切ってゴールできたので良かった。

寒い中でしたが応援、サポートありがとうございました。
これで今シーズンは終了です!
今シーズンもお世話になりました、ありがとうございました!


冬の間は今回の悔しい気持ちを忘れずトレーニングに励みます。来年もよろしくお願いします!